ニキビなどお肌のお悩みでご相談に来られる方は少なくありません。
漢方では肌だけを見るのではなく、便秘・疲れやすさ・生理痛・ホルモンバランスなど全身の状態を確認し、その方の体質に合わせた処方を行います。
今回は、あご周りのニキビに悩まれていた方の症例をご紹介します。
〔ご相談内容〕
年代・性別:女性(24歳)
主なお悩み
・あご周りの細かいニキビ
・ニキビが出ると気分が落ちてしまう
・小さいニキビで、押すと痛みがあることも
・昔からニキビができやすいが、今回のような細かいタイプは初めて
既往歴・服薬
・子宮内膜症…2月にチョコレート嚢腫の手術(病変は少し残存)、ジェノゲスト服用中
生活背景・体質
・責任のある職種になり、仕事が忙しくなった
・便秘でお腹が痛くなることが多い
・生理痛が激しい
・疲れやすい
・靴下を脱ぎたくなる
・食後に眠くなる
〔漢方での考え方〕
ニキビは皮膚だけの問題ではなく、ホルモンバランス、便秘、血流や水分代謝、ストレスや疲労などが複合的に関係していると考えました。
体質の偏りを整えるため、丸薬(通常量)+自家製漢方粉薬(通常量の1/3)を30日分お作りしました。
〔服用後の経過〕
●1か月目
服用開始直後は少し下痢っぽくなりましたが、その後は便秘が改善し、お腹の痛みが減ってきました。
あごのニキビも落ち着き、肌の調子が良くなってきました。
ただし、仕事が忙しくなった時期に再び少しニキビが出ることがありましたが、以前ほど悪化することはありませんでした。
疲れにくくなってきたとのご報告もありました。
同じ処方をもう1か月継続しました。
〔現在の様子〕
お話を伺うと、ジェノゲストは継続中。
体調が良い。肌の調子も安定しているとのことで、ニキビの再発もほとんどなく、日常生活が快適に過ごせているとのことでした。
〔まとめ〕
あご周りのニキビは、ホルモンバランス・便秘・ストレス・疲労などが複雑に関係していることがあります。
漢方では肌だけでなく、お身体全体の状態を確認し、一人ひとりの体質に合わせた処方をご提案しています。
ニキビが出ると気分が落ちてしますよね。繰り返すニキビやホルモンバランスの乱れによる肌トラブルでお悩みの方は、一度ご相談ください。

