AMHが低くても 40代前半の女性

AMHは、発育途中の卵胞から分泌されるホルモンで 、卵巣にどのくらい卵子が残っているかの目安が分かります。妊娠しやすさそのものを示す値ではないのですが、AMHが低いことをとても気にされている方が少なくありません。

今回は、むつごろうむつみ新聞よりお届けします。

40代前半の女性。3年ほど不妊治療をしているが、卵子の質が悪く、5回以上採卵できていない。これまで移植は1回のみで着床に至らなかった。 AMHは0.02。生理周期は20~50日とバラバラ。子宮筋腫があり、子宮ポリープ切除歴もある。体調面はPMS (気分の落ち込み、頭痛、腹痛)、便秘、手足の冷え、足のむくみ、頭痛、めまい、首肩コリがある、とのことでした。

そこで無農薬栽培の当帰も入った、お腹を緩めて温める漢方薬を1か月お出ししたところ、お通じがよくなり、PMSの頭痛・腹痛も軽くなったといいます。体調が良いようなので、さらに同じものを1か月飲んでいただきました。漢方服用2か月後、卵子1個を採卵することができ、胚盤胞のグレードは4BB。1ヶ月後の移植で着床しました。

妊娠中は、出血などのトラブルもありましたが、対応する漢方薬や妊娠養生の漢方薬を出産直前まで飲んでいただきました。

AMHが低くても、1個しか採卵できなくても、その1個が確実にお母さんのお腹で育ち、無事に可愛い赤ちゃんご出産されました。