漢方薬による「痛み」のアプローチ
東洋医学の病気に対する薬の選び方は、西洋医学と大きく異なります。西洋医学が病名からお薬を考えるのに治して、東洋医学では「証(しょう)」をみてお薬を選びます。「証」というのは、漢方薬とそれを飲む方との相性です。鍵と鍵穴のようなものです。その相性を見つける方法が、漢方特有な診断方法「四診(ししん)」というものです。ここが東洋医学の難しいところなのです。同じ痛みでもその方によって漢方薬が異なります。その反対に、同じ腰痛でもそれを患う方々の体質や痛む場所が違えば薬が異なります。
漢方薬はその方に合わせたオーダーメイド治療。
それを踏まえたうえで、漢方薬の「痛み」に対するアプローチは、1)体内の余分な水分を除く(水毒)、2)体の内部を温める、3)緊張を緩める、ことになります。まるで温泉に入っているような心地よい状態を、漢方薬を服用することによって、常時作り出すというイメージです。

